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クルマと花粉と電気の話 [クルマ]

 自宅の周囲はほぼ全方位に渡って杉林が存在するため(自宅との距離はばらつきますが)、この時期はどちらから風が吹いても杉花粉を浴びることになります。

 つまり花粉症の人からは地獄と呼ばれても差し支えのない環境です。

 そんな私は花粉症ではありません。ありがたいことに、と言うか幸運にも。

 ですが、花粉症でなくても気になる事態にはなります。

 クルマの色が変わるのです。

 静電気とか花粉自体の性質だとかいろいろあるとは思いますが、うちのクルマ、色が変わって見えるほど花粉だらけになります。

 と言うことで、昨日は洗車機にかけてきました。

<<BEFORE>>
DSC_0161.JPG

 エンジンフードをすかして斜めに見ると、まさに花粉の色『抹茶きなこ色』になっています。グリーンメタリックのルノーに乗っていた頃はまさに『亀甲堂の厄落とし団子』と化していました。ええ、ちっさくて丸っこいトゥインゴだったので・・・
 さすがに今はミツビシエアトレックなので齧るわけにいきませんから、当然このまま洗車機スタート。

で、<<AFTER>>
DSC_0163.JPG
 エンジンフードへの周囲の写り込みが復活しています。まるでゲームの世界の環境マッピング。プレステのグランツーリスモの世界じゃありませんよ。これはリアル。現実の出来事です。

 でもなんて汚ぇ・・・

 でこの後、電気自動車の試乗をしてきました。車券予約ついでに。

 行った先がミツビシカープラザだったので、乗ったのはiMiEV。

 外観は、ステッカーを除けば電気自動車だとわかるものはついていません。代わりに排気管がありません。最近はガソリン車でも排気管を見せないデザインがあるので、必ずしも電気自動車だと特定する材料にならないようですが、とりあえずそこが大事な感じです。

 車中に入ると、ここもあまり電気自動車特有のモノはついていません。メータパネルが特徴と言えば特徴なのと、ギアボックスのセレクタに相当する部分が電気自動車ならではの物になっている程度です。

 走り出すと、ここが一番大事だと思うのですが、普通のAT車と同じ感覚で運転することが出来ます。セレクタをDに入れてブレーキを解放するとそろりそろりと動き出します。つまりクリーピングがあります。

 ガソリン車と決定的に違うのが、その間全くの無音だと言うこと(歩行者向けに注意を促す擬音の発生装置未装着なので)。擬音も時速30キロを超えると止まりますが、それ以上だとタイヤの音が大きくなるからだそうです。
 プレステ3のグランツーリスモ5にiMiEVが収録されています。ゲーム中では電車のモータ音みたいな音で走りますが、実物はタイヤの音ばかりが聞こえてくる不思議な感覚があります。したがってあのゲームは正確にシミュレートしてはいないと言うことになります。

 ハンドルには路面のうねり(わだち)がキックバックとして感じられます。最初は軽自動車で軽いせいかとも思いましたが、バッテリで重くなっているはずなので、たぶん、ですが、後輪駆動であるせいだと思います。

 で、営業の人に一番気になっていた『冷暖房』について質問したところ、冷房よりも暖房の方が航続距離に影響するそうです。内燃機関車ではエンジンという熱源があるのに対して、電気自動車は走行用バッテリの電力で熱を作り出さないといけないから、だそうです。
 夏はクールビズ+団扇、冬場は着ぶくれ+使い捨てカイロ装備で乗ればいいってことですね。

 で、うちのクルマは今月が車検なので、来年の暮れにはたぶん買い換えを検討し始めていると思います。
 エアトレックは燃費が8~10km/lなので燃料代がかさむし、3ナンバーだしエンジンでかいし、世の中の流行りはコンパクトカーだし、次は小さいクルマか電気自動車ですよね、きっと。
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koz∴

厄落とし団子は、対面のお店のものも食べましたよぉ。
元祖は、亀甲堂なのですかねぇ。
by koz∴ (2011-03-06 02:03) 

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