昔のNゲージ車両の明かりをLED化してみる ~その1:古いDL・EL~ [模型]
リリパット『エアー』フォースを名乗りながらトラックを商品化したり、せっかくの物販イベントに飛行機モノの新製品がなかったりと、自分のアイデンティティを見失いかけてるヒデ丸です、こんにちは。でも自分探しにアフリカにふらっと出掛けたりはしませんのでご心配なく。大洗あたりに出没するかも知れませんが(乗り換え一回だし)。
ということで、さらに「エアー成分はどこだ?」状態になりかねないネタをぶっこみます。鉄道模型ネタです。
今回は新製品を購入したぞ見てくれ!みたいなモノではなく、むかーし入手したモノを今風にアレンジというか、今の環境に合わせてアレンジする形のモノです。タイトル通り、古いNゲージ車両の照明に使われていた電球をLEDに置き換える作戦です。最近の新しいNゲージ車両についている照明はみなLEDなので、古い車両の電球による照明とは明るさや色合いの違いが目立ちます。ヘッドライトは暗く、室内灯は蛍光灯っぽくありません。これらを解消しようと思います。
昔のNゲージ車両のヘッドライト、テールライト(中島みゆきさんの歌とは無関係であることをここで強調しておきます)、室内灯には「麦球」と呼ばれるサイズの電球が使われていました。当時から発光ダイオードは存在しましたが、現在のLEDと比べるとまだまだ暗く、また使える色も赤や黄色に限定されていたためにヘッドライトや室内灯には使えませんでした。
(白色光LEDが普及するのは青色LEDが開発されてから後になります。白色LEDに光の3元色の赤、緑、青の3つのLEDが組み込まれ、同時に光らせることで3色の光を合成し、白い光を得ています)
うちにあるNゲージ車両のうち、ヘッドライト付で一番古いのは中学生の頃に入手したKATO製ED75なので、もうかれこれ35年選手な訳です。モーターはまだまだ元気ですが、電球は暗くて日中は点いているのが判らなくなっています。
そういう古い車両に加えて、静岡ホビーショーの展示で走らせたりして電球が劣化した車両があります。
「スーパーひたち(フル編成)」です。元々ヘッド、テール、室内灯に加えてヘッドマークの電飾が施されていましたが、数年前にかなり長時間走行してからは電球が目に見えて劣化していきました。
こちらも掃除ついでにフルLED化していきます。
このほか、元々電飾していないトミーテック製の『鉄道コレクション』シリーズの車両にもLEDでライトをつけてみようと思います。ラッピング車両が多いので見栄えが良いのですが、ライトがないのが残念で・・・
と言うわけで、今回は手始めにKATO製ED75、DD13のヘッドライトユニットをLED化してみました。
元々のライトユニット基板です。整流用ダイオードで進行方向側のライトのみ点灯するようになっています。
今回の改造ではこのダイオードを活かしてみようと思います。多分容量にはかなり余裕があるはずです。
LEDの点灯回路には、抵抗で電流を制限する方法と、定電流ダイオード(CRD)で電流を制限する方法の二通りが模型でよく使われていますが、私はCRDを使う方法をとりました。
電球をLEDに置き換えた後のライトユニット基板です。プリント基板の回路を一部ルーターで削り落とし、この部分にCRDをハンダ付けします。整流用ダイオード、LED、CRDは全て直列に配線します。順番は基板のレイアウトを優先しちゃいました。どの順番にしても問題は無いはずです。
左から順に、最初に作ったDD13用、DD13用2番目、ED75用1つ目。
CRDの規格は、DD13用は15mA、ED75用は6.5mAのモノを使っています。
LEDは3mm砲弾型ウォームホワイト。CRDと一緒に秋月電子から購入しました。
ED75に装着したところ。面実装型(チップ)CRDだとすっきり収まりますが・・・
リード型CRDではCRDが大きく張り出すため、ボディが取り付けできません。
下画像はDD13のビフォーアフター
DD13はライトユニットの上、ボンネット内にスキマがあるため、ハンダ付けしやすいリード型のCRDが使えましたが、ED75ではライトユニット上にスキマがないため、スペースを取らないチップ型(面実装型)CRDを採用しました。ライトユニットが小さくてハンダ付けしにくいので、全てチップ型でも良いような気がします。(ただ、電車や客車の室内灯ではプリント基板を使っていないため、DD13で使ったリード型CRDを使わないといけませんが)
明日は三連休2日目なので電車の室内灯に手をつけようかと思います。
「ダイオードの足の曲げ方のやっつけ仕事感がスゴイですねコレ」
・・・最初はテストのつもりでいたからね。どうせ見えなくなる部分だし。
「うp主って電気に弱いんでしたっけ?」
うん、プラスマイナスが鬼門。電源とかダイオードの極性はハンダ付け前に何度チェックしても不安が消えないんだわ・・・胃に悪い。
「どうでも良いですけど、Project144って『鉄分』濃い人多いですね」
そうかな? ぼくのほかはIKEさん、夕凪さんくらいのはずだよ。
「こないだのP144じゃ装甲列車だらけだったじゃないですか、KEDARAHAさんちじゃ装甲軌道車売ってましたし」
もともと1/144スケール模型ってNゲージとの親和性高いからね。隠れNゲージャーは多いかも知れないね。
ということで、さらに「エアー成分はどこだ?」状態になりかねないネタをぶっこみます。鉄道模型ネタです。
今回は新製品を購入したぞ見てくれ!みたいなモノではなく、むかーし入手したモノを今風にアレンジというか、今の環境に合わせてアレンジする形のモノです。タイトル通り、古いNゲージ車両の照明に使われていた電球をLEDに置き換える作戦です。最近の新しいNゲージ車両についている照明はみなLEDなので、古い車両の電球による照明とは明るさや色合いの違いが目立ちます。ヘッドライトは暗く、室内灯は蛍光灯っぽくありません。これらを解消しようと思います。
昔のNゲージ車両のヘッドライト、テールライト(中島みゆきさんの歌とは無関係であることをここで強調しておきます)、室内灯には「麦球」と呼ばれるサイズの電球が使われていました。当時から発光ダイオードは存在しましたが、現在のLEDと比べるとまだまだ暗く、また使える色も赤や黄色に限定されていたためにヘッドライトや室内灯には使えませんでした。
(白色光LEDが普及するのは青色LEDが開発されてから後になります。白色LEDに光の3元色の赤、緑、青の3つのLEDが組み込まれ、同時に光らせることで3色の光を合成し、白い光を得ています)
うちにあるNゲージ車両のうち、ヘッドライト付で一番古いのは中学生の頃に入手したKATO製ED75なので、もうかれこれ35年選手な訳です。モーターはまだまだ元気ですが、電球は暗くて日中は点いているのが判らなくなっています。
そういう古い車両に加えて、静岡ホビーショーの展示で走らせたりして電球が劣化した車両があります。
「スーパーひたち(フル編成)」です。元々ヘッド、テール、室内灯に加えてヘッドマークの電飾が施されていましたが、数年前にかなり長時間走行してからは電球が目に見えて劣化していきました。
こちらも掃除ついでにフルLED化していきます。
このほか、元々電飾していないトミーテック製の『鉄道コレクション』シリーズの車両にもLEDでライトをつけてみようと思います。ラッピング車両が多いので見栄えが良いのですが、ライトがないのが残念で・・・
と言うわけで、今回は手始めにKATO製ED75、DD13のヘッドライトユニットをLED化してみました。
元々のライトユニット基板です。整流用ダイオードで進行方向側のライトのみ点灯するようになっています。
今回の改造ではこのダイオードを活かしてみようと思います。多分容量にはかなり余裕があるはずです。
LEDの点灯回路には、抵抗で電流を制限する方法と、定電流ダイオード(CRD)で電流を制限する方法の二通りが模型でよく使われていますが、私はCRDを使う方法をとりました。
電球をLEDに置き換えた後のライトユニット基板です。プリント基板の回路を一部ルーターで削り落とし、この部分にCRDをハンダ付けします。整流用ダイオード、LED、CRDは全て直列に配線します。順番は基板のレイアウトを優先しちゃいました。どの順番にしても問題は無いはずです。
左から順に、最初に作ったDD13用、DD13用2番目、ED75用1つ目。
CRDの規格は、DD13用は15mA、ED75用は6.5mAのモノを使っています。
LEDは3mm砲弾型ウォームホワイト。CRDと一緒に秋月電子から購入しました。
ED75に装着したところ。面実装型(チップ)CRDだとすっきり収まりますが・・・
リード型CRDではCRDが大きく張り出すため、ボディが取り付けできません。
下画像はDD13のビフォーアフター
DD13はライトユニットの上、ボンネット内にスキマがあるため、ハンダ付けしやすいリード型のCRDが使えましたが、ED75ではライトユニット上にスキマがないため、スペースを取らないチップ型(面実装型)CRDを採用しました。ライトユニットが小さくてハンダ付けしにくいので、全てチップ型でも良いような気がします。(ただ、電車や客車の室内灯ではプリント基板を使っていないため、DD13で使ったリード型CRDを使わないといけませんが)
明日は三連休2日目なので電車の室内灯に手をつけようかと思います。
「ダイオードの足の曲げ方のやっつけ仕事感がスゴイですねコレ」
・・・最初はテストのつもりでいたからね。どうせ見えなくなる部分だし。
「うp主って電気に弱いんでしたっけ?」
うん、プラスマイナスが鬼門。電源とかダイオードの極性はハンダ付け前に何度チェックしても不安が消えないんだわ・・・胃に悪い。
「どうでも良いですけど、Project144って『鉄分』濃い人多いですね」
そうかな? ぼくのほかはIKEさん、夕凪さんくらいのはずだよ。
「こないだのP144じゃ装甲列車だらけだったじゃないですか、KEDARAHAさんちじゃ装甲軌道車売ってましたし」
もともと1/144スケール模型ってNゲージとの親和性高いからね。隠れNゲージャーは多いかも知れないね。
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