Ｗａｌｋｅｒａ４＃３Ｂ ベルヒラー化再び

　久々に４＃３Ｂをいじりました。

　今回はＫ＆Ｓさんのベルヒラー化キットを使いました。
　キット内容は

・ミキシングレバーおよび取り付けビス
・スタビライザーバー（６０ミリ、純正は７５ミリ）
・ロッドエンド／ネジロッド
・ピボットボルト
・鉛シール（オモリ用）
・スタビライザーパドル

　前回使用したマイクロヘリ倶楽部（ＭＦＣ）さんのベルヒラー化キットでは樹脂製だったミキシングレバーが金属製（ジュラルミン）になっているほか、ボールリンクのボールが既にミキシングレバーに取り付け済みとなっています（マイクロヘリクラブさんの製品では純正のボールを移植する仕様でした）。
　パドルについては選考して発売されていたものと同じモノのようです。純正と比べて厚みが３～４倍になっています。この厚みに安定性向上効果があるようです。


　取り付け後の写真です。
　ミキシングレバーのパドルからの入力側とスワッシュプレートからの入力側との長さの比がＭＦＣ製のものは１：１くらいでしたが、こちらは約１：２となっています。不勉強で詳しい説明が出来ませんが、かなり安定志向の味付けになっているようです。


　工作精度についてはＫ＆Ｓさんのことですからお墨付きと考えて良いので、後はパイロットのウデと調整能力次第でかなり良い飛びになるはずです。金属製のミキシングアームなので前回のような破損はおきないと思いますが、そのしわ寄せが他に波及する心配があります。

　で、テストフライトの結果ですが、およそ２ヶ月ぶりのフライトにもかかわらずブラシレスモーター化したテールローターのハンチングが収まりきっていないにもかかわらず驚くほど安定したホバリングが出来ました。

　ハンチング対策でテールローターを裏返しに取り付けてみましたが、結果は全くダメで、ミニューム用のテールローターはほとんど反トルク推力を発生させなくなってしまいました。


　ハンチングについてはこれからもいろいろ試す予定です。例えば重心合わせも兼ねたテールへのバラスト追加とか、テールローターへのバラスト追加とか・・・