個人の意見発信は自由だけど？

　前回の記事でホロコースト賛美者のブログを紹介したけど、件のブログの作者は自分のブログのアクセス数を増やす為にあえて過激な意見を書いているのではないかと思い始めました。

　事実、ワタシのブログでも自分のブログやサイトへ誘導するのが目的だとしか思えない「nice!」が過去にいくつかありましたから。

　でも、不特定多数に向けて意見を発する場合には『書いて良いことと悪いこと』というのをある程度は意識した方が良い、いや、意識しなければいけないと思う（←かなり強いワタシの意見です）。

　ワタシはインターネットの発達以前からＢＢＳを利用していますが（つまり２０年以上前の昭和の終わりから）、ＢＢＳ運用者の方（大学の研究室の実験的ＢＢＳだったのでワタシの指導教官だった方）から、かなり厳しい指導を受けました。

　要はワタシも一時、今言っている『書いてはいけないこと』をＢＢＳに書き込んでいたわけです。

　だから、あんなホロコースト賛美のブログに関しては微妙な反応をしてしまうわけです。

　ま、ああいうヒトは『あの事件はユダヤ陰謀説』だの、『だれそれは秘密結社のメンバー』だのを本気で信じちゃうヒトなのかもしれません。その信じる気持ちを自分の頭にしまっておく限り、誰にも迷惑はかかりません。ただ、今回のようにブログという『全世界から閲覧できる場所』に書き込んでしまうと話は別だと思います。大騒ぎになるならないはともかく、「あいつは●●（差別用語）だ」と思われてしまっても文句は言えません。

　自分で調べた結果しか信じないヒトも世の中にはいますが、自分で調べていない、あるいは自分で調べること、検証することが不可能なことをなんの疑いもなく信じてしまうこと、これは結構危険なことではないかな？

　どうなんでしょう？